この前webで読んだ記事なのだが
40代の女性をターゲットにした、洋服メーカーのお店には
40代は全然来なくて60代女性が来るそうだ。
じゃあ、40代女性はどんな店に行くのか?
というと、多分30代か20代の洋服を揃えた店に行くのだろう。
時たまだけど、娘さんと一緒に歩いている
どう見ても50代と見えるお母さんが
娘さんとおそろいみたいなチュニックを着て
ストレートの髪をなびかせていたりする。
母娘おそろいは、お子さんが幼稚園くらいまでは可愛いが
(おそろいのTシャツとか)
50代と20代の母娘がお揃いの服だと、はっきり言って痛い。
2度見か3度見くらいしてしまうこともある。
50代が20代の服を着ていると(たとえ色が地味でも)
必要以上に老けて見える、というかその前に不気味だ。
まあ、それはそれとして、60代の洋服の若年化についてだが
昔の60代、というのは、明らかにおばあさん、と呼ばれる年齢で
グレーだの、焦げ茶だの、紫だのが ごちゃごちゃしたような模様の服を
着ていたりしたものだが
最近の60代は、お婆さん、と呼ぶにはとまどう、昔の60代よりずっと若く見える。だから、60代向きの服売り場なんて行かない。
平気な顔で40代向きの服売り場に行く。
店員も、売れればいいわけだから、40代むけのデザインの服を60代に売るわけだ。
このあたりで、洋服のデザイン界も考え方を変えて
若々しい60代の服を作ってもらいたいものだ。