何年か振りにハハコグサを見付けた。
ハハコグサ自体は毎年生えていたのだろうが
自分の関心がハハコグサに向かなかったのだろう。
道端に咲いているハハコグサに気づけたのは、心に余裕ができたから
ハハコグサは春の七草に選ばれているのだが、地味な花だ
花言葉の一つが「無償の愛」まさに母の愛だ。
その昔、草餅に混ぜる草はハハコグサだったという。
だが「母と子を突き混ぜるのは良くない」
ということになって、今ではヨモギで作るのが草餅だ。
最近、小学校のお母さんに聞いたら、草餅は
スーパーで買ってきた春菊の葉で作るという。
そういう時代になったのだなあ、と思う。