美しく老いる、60代女性のダイエット、美容、健康のためのブログ

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今年のお盆は本当に何にもしなかった。親が死んで9年目の夏(我が家のお盆は7月)

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親が死んで9年目である。ということは私が天涯孤独のみとなって9年目である。

まあ、親戚もあるし、仲良く話をする従姉妹もいるので

正確に言えば天涯孤独ではないのだが、まず親戚づきあいはない。

 

母は8人兄妹の長女だったが、母が死んだ時、葬式に来てくれたのは

弟が二人だけだった(つまり兄妹8人のうち5人がすでに死んでいた)

で、一昨年、母の弟の最後の一人が死んで、母の兄弟は全滅した。

母の兄妹は全員70歳代で、肺関係で死んでいる。家系というものであろう。

 

何かある度、兄妹の8人が集まって賑やかだったのが嘘のように

誰一人いなくなる。そういうのが人生なんだよなあ、と思う。

 

ところで、私は毎年、春の彼岸、夏のお盆、秋の彼岸、という行事を

毎年馬鹿正直に行ってきた。

つまり、墓参りに行き、仏壇にお菓子や果物を供える。

お盆なら、ナスときゅうりで、馬を作って供える。

 

けれども、今年は何もしなかった。本当になーんにもしなかった。

ふと気がついて、落雁の紅白を仏壇に上げたが、まるっきし間に合わせだ。

第一、落雁て食べておいしいか? 仏壇に上げて、仏様が喜ぶか?

 

今年は、自分が落ち込んで動けなかったのだ。

実は引越しをして2日で元の家に帰ってきた。

(この事情はまたブログに書きます)

 

まあ、なにもしない、といっても、水、線香、ロウソクを花を仏壇に絶やさない

というのは毎日やっているわけなんだが、最近、花を上げるのを失礼している。

 

というのは、夏場の花はすぐ枯れる、というかすぐ腐る。

3日くらいしか保たないので、プランターで栽培した

コリウスをコップに挿して、仏壇に上げている。

コリウスはコップの中で根を出してきて、いい感じだ。

秋ごろまで保ってくれるかもしれない。

 

まあ、それで、今年はお盆というのに、ナスときゅうりの馬もつくらなかったし

墓参りにもいかなかった。とりあえず自分の心が大変でそれどころではなかった。

 

ところが、今日スーパーに買い物に行ったら

メロン(マスクメロンではない)ととうもろこしが安かった。

茹でたとうもろこしと、切ったメロンを仏壇に上げた。

 

ふと気がついたらお盆の最終日のようだ。

ああ、やれやれ、間に合ったんだなあ、と不思議な気分がした。