天地真理は確かに国民的アイドルだった時代がある。
天地真理がアイドルだった時代、私の知り合いは
自分の子供の名前を「真理子」とつけたくらいだ。
しかし、その最盛期は短かった。
それについて2chで面白い意見を呼んだことがある。
「天地真理は名前まけだよ。なにせてんちしんりなんて神を恐れぬ名だ」
確かにそういう感じはする。てんちのしんりが、個人名になってはまずいだろう
と私も思う。
天地真理は素人時代、水田まり、という名前で活動していた時がある。
その時点の彼女の本名が斉藤真里なので、それをアレンジしたのだろう。
水田まり、または、天地まり というように 天地の真理を示さなければ
彼女の人気は長続きしたのかもしれない。
その代わり、あれだけの絶大な人気は出なかったかもしれないが。
絶大な人気が短い時間続くのと、小さな人気が長く続くのと
どっちがいいのだろうか?
実際のデビュー後、水田まりの芸名は天地真理になる。
これは梶原一騎の漫画、太陽の恋人 の主人公の名だ・
天地真理は「偶然です」と言っていたが、多分偶然ではないだろう。
梶原一騎は何人かの女優に芸名を付けているが
(付けている、というより出演者が役名をそのまま芸名にしている)
皆、最終的に人気は尻すぼみになっている。
天地真理、早乙女愛、高原由紀、
みな主役をやっているのに、最後が寂しい。
梶原一騎の命名センスが良かったのか悪かったのか
今となってはわからない。
そもそも、若いときの売れっ子状態のまま
還暦まで続く芸能人はごく少ないだろうから。