毒親って、言葉はいつころできたんだろうか? ちょっと調べた。
元々は、アメリカの精神医学者、スーザン・フォワードが著した『毒になる親(原題:Toxic Parents)』[3]から生まれた俗語である[要出典]。この本は、原著が1989年にハードカバーで出版され、日本では1999年にハードカバー版が毎日新聞社から[4]、2001年に文庫版が講談社より出版された[5]。本国では2002年にペーパーバック版が出版されている[6]。
日本では2013年ごろより、この言葉をタイトルに含めた本が出版されるようになった。主な意味としては「子の人生を支配する親」のことを指し、一種の虐待親として扱われることもある。「毒親に育てられた子は、毒親からの児童虐待によって苦しみ続ける」が主なケースとなっている。なお、スーザン・フォワードは『毒になる親』にて、「毒親の子は毒親を許す必要などない」と述べている。
ウィキペディア より
と、いうわけで、毒親、という言葉、一部ではごく普通に使われているんだけれども、知らない人は全く知らない。
だが、どういうわけだか私の周りには毒親育ちが溢れている。
小さい頃から、親に虐待されて、しょっちゅう外に出されていた。(家に入れてもらえない)
ご飯を食べさせてもらえなかった。→給食で生きていた。
気に入らないことがあると、グーで殴られた。いつも顔にアザができてた。柱の角にぶつけられたこともある。
母親の愚痴ばかり聞かされた。
などというのは序の口で、中学を出たら、すぐ働かされた
コンビニで働いたら、(中卒だと、そもそも働き口が少ない)
給料は全部親が持って行った。
親が子供の給料を全部持って行ったら、当然だが、子供は貯金することができない。だから、いつまでたっても、お金がなくて、毒親と同居していなければならない。そして給料を搾取されていなければならない。
妹がろうあ者で、母親は妹ばかりを可愛がり、姉の方はネグレクト にあい
いつも母親に殴られて
「あんたが大きくなったら、妹の面倒はあんたが見るんだよ」
と言われて育った。(この方は若くして亡くなりました)
母親が再婚して、再婚相手の男(義理の父親)に
毎晩のようにセックスを強要された、母親は守ってくれなかった。
というような話のオンパレードで
私は、今更、どんな毒親の話でも驚かなくなった。
本当にもう、世の中には、まともな親って少ないんじゃないか?
ただ一度、驚いたのは、実の兄に毎晩犯されている妹、
という件で、私は、びっくりしてひっくり返りそうになった。
こういう大きな問題のある家族の話は一度も聞いたことのない人もいるし
私のように、その手の話が、なぜだか、集まってきてしまう人間もいる。
なぜ、私のところに毒親の話が集まってしまうのか?
と考えたら、知人の言葉を思い出した。
「アンタは何事にも動じないような顔をしている」
そう言われてもまったく嬉しくないが、私はそういう顔らしい。
私が何を聞いても驚かないような顔をしているから
相手も安心して毒親の話をしてくるのかもしれない。
事実、私は、毒親話を聞いても、今では全然驚かなくなったし。
もし養子貰おうと思ったら、すごくたくさん、条件を調べられる。
収入だとか、家の大きさとか、家族構成だとか。
だけど、自分で子供を産む時は誰にも資格を問われない。
子供を生んで、育てる、というのは実に大変なことだ。
政府も、ただ産めよ、増やせよ言っていないで
きちんと自分の子供を育てられる親の育成に力を出してもらいたい。