t
あえて名前を出しちゃうけど、ヤマト急便で働く方々を、私は大好きだ。
他の宅配便だと、時間がかかったり、時間指定の通りに来てくれなかったりするけど、ヤマトの配達員の方々はちゃんと来てくれる。
ある配送会社では、日にち指定の時間に荷物が来ないので
コールセンターに電話してみたら、係員に
「忙しくて日にち指定のシールなんか見てませんから」
と、言われて愕然とした。
かなり前だが、事情があって、毎日ヤマト運輸さんにきてもらっていたことがある。それが、メール便という超安い運賃の荷物を引き取りに来てもらっていたのである。1通180円というような安い荷物の引き取りである。場合によっては80円のこともあった。 あとにメール便はコンビニで受付可、になったが、当時は、配達員さんに取りに来てもらうしか方法がなかった。
その頃は、いつもジュースか缶コーヒーを用意して配達員さんを待っていた。
180円の荷物を、時間指定で引き取りに行くなんて仕事、私ならしたくない。
あまりにも気が引けたので、配達員の方にジューズとお金を同時に渡していたのだ。
そのメール便も個人扱いはなくなって、今ではクリックポストとかいう
郵便局のサービスを使うようになったが、私の中で、ヤマトの配達員さんは
すごくよく働く人たち、というイメージが刷り込まれてしまった。
最近、アマゾンが使われる影響で、ヤマト運輸の配達員さんが疲弊している
という話が盛んに出ている。
私もアマゾンをよく利用するのだが、配達員さんに悪いと思って、できるだけ
まとめて注文するのに、荷物がバラバラに来たりして、私の気遣いは何だったんだろうと、思うことがある。
そんな中で、スッピンだったり、ボロい服を着ていたりしたら、宅配便の
ピンポンが鳴っても居留守を使う、という女の意見を聞いて頭にきた。
この冬、私は風邪を引いて、昼間寝ていたが、宅配便が来たら
パジャマの上にガウンを羽織って荷物を受け取った。
動けないような重病ならともかく、風邪ひきでパジャマで荷物引取りくらい
何とも思わない、外を歩いて引き取りに行くわけでもないんだから。
でも一番困るのは、トイレに入っている時、宅配便のピンポンが鳴ることだ。
大急ぎでコトを済ませて、インターフォンを取る。
これだけは本当にちょっと厳しい。