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定年後のご主人が発症した鬱病、その後の自殺について

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知人の旦那様は、会社大好き人間だった。

毎日毎日、嬉しそうに会社に通った。

 

人生でも会社が第一

すべてのことは会社を中心にして動いていた。

 

が、友人の旦那様は定年が近い年齢になった。

友人の旦那様(A氏と呼ぶことにする)は

 

当然「定年後も残って会社で働いてくれ」

と頼まれると思っていた。

 

だが、現実は違った。会社はA氏を

あっさりと60歳で定年退職させたのである。

 

さて、退職後のA氏だが、すっかり鬱病になり

じっと家に閉じこもり、陰気な顔をして座り込む毎日

 

うつ病患者に言ってはいけない言葉がいくつかある。

 

見かねた奥さんが、鬱病患者に対して、言ってはならない言葉を言った。

「しっかりしなさい、頑張りなさい」

 

これを連日聞かされたA氏はある日、家を出た。

そうして、そのまま家に帰ってこない。

 

A氏の家は歩いて10ぷんくらいのところに川があり

その川は、海に近い。

 

「しっかりしなさい、頑張りなさい」

と言われ続けたA氏は、このかわで入水自殺をしたのだろう、と言われている。

 

なぜなら川のほとりにA氏の自転車が置いてあったから

A氏の死体は上がらなかった、多分海に流れてしまったのだろう、ということになり、警察も操作をするのを止めた。

 

人間の心は弱い、わずかな心にも傷ついてしまう。

もし、鬱病の方が近くにいらしたら「しっかりしなさい」

という言葉は禁句にして欲しい。

 

鬱病での自殺は病死なんだと私は思う。

 

自殺したら地獄に落ちる、とかはよく言われる言葉だけれど

鬱病になって自殺するのは「鬱病」という病気にかかって

死ぬのだから、自死ではなく病死で扱った方がいい、と私は思う。